こちらのページでは、コアシス建築・テント・在来工法・プレハブ工法という4種類の工法で建てられた倉庫・工場について、性能の比較表を掲載しています。それぞれの工法のメリット・デメリットを理解して、ご自分のニーズに合致した工法を選択しましょう。
コアシス建築 | テント倉庫 | 在来工法 | プレハブ工法 | |
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寿命 |
30年以上 |
6~8年程度 | 30年以上 |
20年以上 |
価格 |
在来工法の3分の2程度 |
システム建築より若干安いが、シートを張り替えるたびに新築の45%程度の費用がかかるため、長期的には割高 | 高い | 小規模建築物の分野では安 |
工期 |
短い | もっとも短い | 設計による | 短い |
柱の数 |
軽量かつ頑強なフレームで、柱を最大60mまで設置しない「無柱空間」を実現できる |
軽量な骨組みであるため柱は30mほどのスパンでよい。ただし耐久性には不安がある | H型鋼材を採用し、柱・梁とも最も力の掛かる部分を規準に太さなどを選択するので、どうしても重くなり、柱が増える | 柱の間隔は6m程度が基準。無柱空間は実現できない |
構造・デザイン |
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耐久性 |
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屋根:折半鋼板(ルーフデッキ)をボルト止め 外壁:ガルバリウム鋼板パネルか、美観に優れる窯材系サイディングパネル |
法的な対応 |
基本構造を準耐火建築物としての構造であるため3,000m² 以内の建物には問題なく対応できる |
基本的に、木造建築物と同等と見なされているため用途・規模が狭い範囲で認められることとなる。隣棟間隔6m以上、隣地境界から3m以上離すことが必要 | 用途・規模・グレードによりさまざまに対応できる |
基本構造が一般建築物であるため、隣棟間隔・隣地境界等の制限があるが、外壁を防火構造で設計することで対応できる |